gallery tanne

月夜に

オープンの前々日。

焼き菓子を作ったり、ギャラリーに作品を並べたり。
仕事を終えて外に出ると、煌煌と丸い月が輝いていました。

ここでお店の準備を始めてから、何度丸い月を見送ったただろう・・・とふと思いました。


月はなんでも知っているのかもしれません。

ここ最近訪れて来てくださった方々の感想はほとんどおんなじです。

「外見はごくフツウの民家だから入るまで心配になった」
と。

「でも中に入るとちゃんとギャラリー・カフェだ」
とのこと。

真実はいらっしゃってからのおたのしみ・・・。

もうすぐオープンです

柏崎の谷根（たんね）という地区に大きな大きな古いオウチをお借りしてgalleryを開くことになりました。

１１月１４日（金）オープンです。

「タンネ」はドイツ語で「モミの木」。
クリスマスツリーにモミの木が使われるのは雪に覆われた白一色の森にあっても緑を絶やさないことから「希望」や「永遠」の象徴とされるからだそうです。

そして「タンネ」はアイヌ語で「長い」という意味があるそうです。

雪国のこの地において、モミの木のような存在になりたい。
人々に長く愛される場所になりたい。

そんな意味もこめて「タンネ」と名付けました。

海に一番近い駅「JR青海川駅」から３キロほど谷根川沿いの道を山に入ったところにあります。

どうそよろしくお願いいたします。





厨房に立つこと。


今までにない緊張感。